SPORTS119

なぜ脈拍と血圧が上がるのか?安定させる3つのポイント

    持久系競技で重要なのが、脈拍数と血圧値を抑えることですよね。それは動脈の機能性に依存します。そのためにはトレーニングが重要ですが、下の栄養を摂ることで、さらに効率的になります。

    細胞が酸欠を起こすと、脈拍数や血圧値を上げて、血流量を増やすのです。

    細胞の酸素需要に供給が追い付かないと、心臓ポンプの回転数(脈拍数)を上げて血流量を増やします。その結果、脈拍数と血圧値が高くなります。

    脈拍数と血圧値が
    高い人の共通点

    ① 動脈が硬い、弾力性が低い
    ② 動脈内部が狭くなっている
    ③ 慢性的に保水力が低い状態
    ④ 呼吸が乱れ安定していない
    ⑤ トレーニングできていない
    ⑥ その他に疾患や生活習慣等

    同じ運動強度でも、脈拍数と血圧値を低く安定させる方法をご紹介します。

    動脈の弾力性は「エラスチン」が生み出しています。エラスチンを食すことで、動脈内の線維たんぱく質の代謝が活発化して弾力性が高まります。血管の強靭性は「1型コラーゲン」が生み出しています。

    いずれもトレーニングで血管に圧力をかけることで、血管の代謝が促進されます。

    栄養成分:エラスチン、Ⅰ型コラーゲン
    摂取時期:最低でも4~8週間以上
    摂取目安:1日に1,000mg~5,000mg

    以下の成分には即効性があります。時間が経つことで、効果が薄れていきます。代表的な成分は、ナイアシンとシトルリンです。

    シトルリンはスーパーアミノ酸ともいわれ、血管拡張効果や硬くなった血管のしなやか効果があります。ナイアシン(ビタミンB3)はニコチン酸ともいわれ、血流改善のほかに脂質・糖質・たんぱく質からのエネルギー生成に不可欠な成分でもあります。

    栄養成分:シトルリン、ナイアシン
    摂取時期:即効性あり
    摂取目安:シトルリン800mg
         ナイアシン15mg

    酸素の運搬は、血液中の赤血球内にあるヘモグロビンの仕事です。その数を増やすことで、同じ血流量でもより多くの酸素を細胞に届けられます。鉄はヘモグロビンに不可欠な成分で、血中酸素量を増やすことで知られています。

    サプリメントで摂取する場合は、鉄は吸収が悪いので「ヘム鉄」や「キレート鉄」をおススメします。

    栄養成分:鉄
    摂取時期:最低でも1~2週間以上
    摂取目安:1日に6.0~7.5mg

    いずれのケースでも、トレーニングが重要です。普段から血管の弾力性を高めるために、血管に圧力(心圧)をかける習慣をつけましょう。働いていない細胞に栄養は回りません。


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