暑い夏、子供のお弁当は大丈夫?
そのままでは危険かも!
夏が来るたびに「今日はお弁当大丈夫かな?」と心配になるお母さんも多いのではないでしょうか。
特に暑い日に子供が学校で食べるお弁当には、気をつけなければならない点がたくさんあります。
お弁当が原因でウィルスや細菌が繁殖し、食中毒を引き起こす可能性があります。また適切なミネラルがとれないと、熱中症のリスクも高まります。
最悪の場合、子供が救急搬送される事態も考えられます。そんな恐ろしい事態を防ぐために、知っておくべきポイントを押さえていきましょう。
暑い日に避けるべき危険な食材
夏の高温多湿な環境では、細菌やウィルスが非常に活発になります。特に以下の食材は要注意です。
マヨネーズを多く使ったサラダ
マヨネーズ自体は酸性が強いものの、温度が上がると酸化が進み、サルモネラ菌が増殖する危険性があります。特に卵を使ったポテトサラダやマカロニサラダは、数時間放置するだけで細菌が爆発的に増える可能性があるのです。
乳製品(ヨーグルト、チーズ)
夏場は常温保存が難しく、乳製品に含まれるリステリア菌が増殖しやすくなります。摂取後、数時間で発症し、下痢や嘔吐、発熱を引き起こすことがあります。
生野菜のサラダ
カットした生野菜は、切り口から大腸菌やサルモネラ菌が侵入しやすくなり、適切に冷やさないと急速に繁殖します。放置するとわずか数時間で危険なレベルにまで細菌が増えることが知られています。
揚げ物(とんかつ、コロッケ)
揚げ物は、冷えると酸化が進み、ウェルシュ菌が発生しやすくなります。特に、適切に冷却されないと、これらの細菌が短時間でお弁当全体に広がり、食中毒を引き起こす危険があります。
これらの食材を使ったお弁当は、特に暑い季節には避けることを強くおすすめします。
ミネラル不足が招く危険性
~お弁当での対策が必要~
夏の暑さは、汗と共に体内のミネラルを失いやすくします。ミネラルは、体内での電解質バランスを保つために不可欠な成分であり、特にナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが重要です。
これらの不足は、体内の水分調整がうまくいかず、脱水症状や筋けいれん、熱中症リスクが高まります。
お弁当は、ミネラル補給を意識して食材を決めましょう。例えば梅干しや海藻類、ナッツ類、玄米などは、暑い日に適したミネラルの補給源です。
実際に起こった食中毒の事例
~知っておくべき危険性~
ここで、あるお母さんの実体験をご紹介します。真夏のある日、小学校に通う娘さんのお弁当にポテトサラダを入れました。
何も疑わず、そのまま持たせました。すると午後に学校から緊急の電話が。「娘さんが激しい腹痛を訴えている」とのこと。
すぐに病院に連れて行ったところ、お弁当に入れたポテトサラダの食中毒でした。
猛暑の中でサルモネラ菌が急速に繁殖してしまったのです。この経験をしたお母さんは、それ以来、夏場の食材選びに非常に気をつけるようになったそうです。
安全なお弁当作りのポイント
~今日から実践できる対策~
夏のお弁当作りで食中毒を防ぎ、ミネラル補給のために、以下のポイントを押さえましょう。
代替食材の選び方
サラダには、マヨネーズの代わりに酸味のあるドレッシングを使う。リステリア菌やサルモネラ菌の増殖を抑えるために、酢やレモン汁を加えるのも効果的です。
ミネラルを含む食材として、梅干しやひじき、昆布などの海藻類を積極的に取り入れることで、熱中症対策にもなります。
保冷剤や保温機能付きお弁当箱
お弁当箱に保冷剤を入れる、または保温機能のあるお弁当箱を使用することで、細菌の繁殖を抑えます。温度管理が重要で、常に10度以下を保つことが求められます。
調理後すぐに冷やす
調理後はすぐに冷蔵庫で冷やし、出かける直前に詰めることで、細菌の繁殖を防ぎます。冷蔵庫の温度も、できるだけ低めに設定しておくと安心です。
まとめ
お弁当作りで夏を乗り切るための秘訣
暑い季節に安心してお弁当を作るため、使う食材を見直し、適切な温度管理を徹底することが大切。
そしてミネラルを含む食材を積極的に取り入れ、熱中症を防ぐための工夫を行いましょう。
これらの対策を取ることで、子供が安心して食事を楽しむことができるはずです。
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